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バリ島・ウブド旅記録となんやかんや

天満天神 繁昌亭 Jan.2019

上方落語の定席、大阪の天満天神 繁昌亭。

早朝のフライトで羽田から大阪まで飛ぶと、ちょうど朝の10時から始まる朝席に間に合う。3〜4人の噺家が出演し、11時半頃には終わるので、そのあとミナミまで出て美味しいものを食べるのも良い。

 

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地下鉄南森町の駅を降りて天神橋筋二丁目商店街を入ってすぐに、アーケードを見上げると、大阪天満宮の大きな提灯があり、提灯の下に付け足したように「繁昌亭」の矢印がくっついている。

天神橋筋商店街は天神橋一丁目から天神橋六丁目まで南北2.6kmの日本一長いアーケード商店街。繁昌亭は天神橋筋二丁目商店街にあり、この辺りは天満宮への参道ということもあり人通りが多く活気がある。

 

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アーケードから矢印方向へ曲がると正面目の前に繁昌亭が現れる。前ではハッピ姿のスタッフが「当日券あります!」と呼び込みもやっていた。

奥に見える青銅色の屋根が大阪天満宮

 

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本日の出演は、桂文枝一門の桂枝三郎師匠とその弟子の桂枝之進、林家染丸一門から林家愛染のお三方。

この日のトップバッターは枝之進、続いて枝三郎、愛染、そしてトリを再び枝三郎師匠。

枝之進の「京の茶漬け」で始まり。

京都のお茶漬け(ぶぶ漬け)に絡む面白い話し。

 

続いて登場の枝三郎は今年の干支のイノシシにちなんで「池田の猪買」。

体調不良の男が、新鮮なイノシシの肉が身体に良いと勧められ、大阪北部・池田へ赴き、猟師とのやり取りの話し。

 

愛染  佐々木裁き

大坂西町奉行・佐々木信濃守と桶屋の倅の四郎吉とのとんち問答の話し。

 

枝三郎  四人ぐせ

顔なじみの四人の男が集まり、お金を賭けて自分の「くせ」の直し合いを始める話し。

 

どの話も面白く、楽しませてもらった。話術はやはり枝三郎師匠が素晴らしかった。 

終了後、出演者たちが出口のところで帰るお客さんを見送り、挨拶をしている。枝三郎師匠もファンとの写真撮影に気軽に応じられていた。

 

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