<落語>桂かい枝と三遊亭兼好@横浜にぎわい座
野毛の横浜にぎわい座
第二十九回 にぎわい倶楽部 西のかい枝 東の兼好
「かい枝の上方落語と兼好の江戸落語を聴くことができる、お得な公演です。奇想天外な上方の滑稽噺と初午の日が舞台のほほえましい廓噺をお楽しみください。」と・・・。
開口一番、兼好の弟子の三遊亭じゃんけん「初天神」。
三遊亭兼好「看板のピン」
桂かい枝「尻餅」
中入り
桂かい枝「首の仕替え」
桂かい枝さんのハナシは落語のハナシの中にタイムリーな話題も織り交ぜてなかなか面白かった。最近は昭和元禄落語心中の影響からか若い女性のお客さんが増えてきてるが岡田将生のようなイケメン落語家が登場すると期待されて困る、とか、「首の仕替え」で2020年までの限定マスク「嵐」が出てきたり、などなど。
桂かい枝さんは英語落語もやっていて、先週はフィリピンのマニラとダバオで落語をやったという。また英語の教科書にも載っているという。帰ってからネットで調べたら世界中のいろんなところで英語落語公演の実績があり驚いた。世界中で落語を通して文化交流ができるのは素晴らしいことだ。
今夜は上方落語と江戸落語の両方を楽しめた。西と東のハナシのテンポというか間合いの違いを感じることが出来て、どちらのハナシも面白く、楽しめた。