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バリ島・ウブド旅記録となんやかんや

⑳ キンタマーニ コーヒー 8.Feb.2018

朝からお天気がよさそうなので、初めてキンタマーニ方面へバイクで行ってみることにした。Jl.Raya Andonをテガララン方面を通ってひたすら北上するとバトゥール湖畔へ辿り着くはず。

プリアタンからアンドンの交差点を北上、黒煙を吹いてノロノロと走るトラックのおかげで渋滞気味。いっぱい排気ガスを吸ってしまいそうで怖い。テガラランのパサールの手前でガソリン補給。ガソリンスタンドではなく、よくある雑貨屋の店先の赤いボックスの手動式ポンプで給油するやつ。お姉さんに「フル(FULL)」と言えば満タンにしてくれる。いつも思うけど、目盛が大雑把で何リッター入ったか私にはよくわからないが、この手のところで給油すると、たいてい15k(約120円)か20k(約160円)で、これまで13kとか18kんどの5の倍数以外の金額を請求されたことがな。きっと適当なのだろう。まあここバリでそんな細かいことには気になりませんが。。。

テガラランのライステラスを過ぎると、交通量もめっきり少なくなる。途中、バイクに乗ったオヤジが横に並走してきて「どこへ行くの?ルアックコーヒー園どう?」と聞いてきた。「キンタマーニへ行く!コーヒーはノーサンキューだ!」と返すと、「おおー、遠いとこまで行くんだ。行ってらしゃい!」と言って離れていった。しつこく付きまとわれずで良かった。

どんどん北上しキンタマーニに近づくにつれ、標高が上がっていくのと、雲の多い天気になってきたこともあり、全身に冷たい風を受けて寒くなってきたのでバイクを停めて長袖シャツの前ボタンをすべてとめて再スタート。因みに後ろに乗ってる妻は私の陰に隠れているおかげでほとんど寒さを感じないらしい。

途中から道路の両側は果樹園や森になり、民家も人通りもない寂しい風景に変わる。さらに空模様も暗雲がたちこめてきて今にも雨が降り出しそうで心細くなってくる。最後はクネクネとカーブが続く坂道を登り切り、バトゥール湖沿いの道路に出た。

眼下に湖畔の景色を見ながら、気をつけてバイクで進み、今日の目的地のひとつのキンタマーニコーヒーのお店を右側にに見つけた。プリアタンからここまで1時間半ぐらいかかった。

  

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店舗の前にバイクを停め店内に入る。まだランチタイムには早かったので、わたしはモカコーヒー、妻はドリップのブラックコーヒーをたのんだ。

 

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表のテラス席からの絶景。曇っていると結構寒いので羽織るものがあったほうがよい。 

 

f:id:bluefalcon1631:20180504103111j:plain 目の前に広がるバトゥール山の裾野が、荒涼というか殺伐というか、マリンリゾートもバリのイメージとはかけ離れた風景で興味深かった。よく見ると道路が通っているようなので、今回は行かなかったが冒険気分で行ってみてもいいかも。

 

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向かって右方向にバトゥール湖。あいにく空は分厚い雲に覆われいたのでアグン山は見えなかった。 

 

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なかなかオシャレなモカコーヒー。

 

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テラス席の下の崖っぷちにあるトイレ。なかなかきれいです。

店内の内装はおしゃれで、とても清潔な感じ。お茶をしながら絶景を眺めて、ゆっくりするには良い。因みにこの店のオーナーは日本人だそうです。店内には日本語の本がたくさん置いてありました。

雲行きが怪しくなってきたのでウルン・ダヌ・バトゥール寺院はあきらめて引き返すことにした。バトゥール湖の真上あたりの道路沿いで多くの観光客が湖を眺めていたが、今にも雨が降りそうだったので、私たちは停まらず先を急ぐことにした。しばらくすると、とうとう雨が降り出してきたのでカッパを羽織ったら、寒さをしのぐことができてかえって快適だった。

帰りはJl.Tampaksiringをひたすら南下し、ティルタ・ウンプルやグヌン・カウィの前を通って戻ったが、グヌン・カウィのあたりで雨もあがり、プリアタンに戻ってくる頃にはすっかりカンカン照りの天気になったいた。