バイクでサンゲエ方面へ③ モンキーフォレスト Pura Bukit Sari
モンキーフォレストといえばウブドのそれが有名であるが、サンゲエにもモンキーフォレストがある。
先に立ち寄ったTaman Mumbul からバイクで数分、入口の方へ向かうとそれらしきところに出ていったが、大掛かりな工事をやっていて、「あっちだよ」と指された方へ向かう
入口のゲートで入場料を支払って中に入ると、広々とした駐車場と売店がある。ゴアガジャの駐車場に似た感じだが、訪れた日は駐車場はがらんとしていて、お店も半分ぐらい閉まっていた。ウブドのモンキーフォレストとは違って、ちょっとさびれた感じだ。
とはいえ商魂たくましいおばさんがヤシの実ジュースを売りつけようとしきりに声をかけてくる。
エントランスの方に向かって歩いて行く。ここを訪れる観光客は少ないせいか、閑散としていて広々と感じる。この広場のようなところに揃いのグリーンのポロシャツにサロンという姿の人たちが観光客を迎えてくれる。バリ島でよくある、勝手についてきて後でガイド料を請求するようなガイドではなく、村人の無料ボランティアガイドということのようだった。ほとんどの観光客は詳しい説明を聞くというより、カメラのシャッターを押してもらったり、肩に乗っかってきた猿を追い払ってくれたり、ボディガード役といったところだ。うちの妻も猿が肩に乗ってきて、驚いて悲鳴をあげるとガイドさんが直ぐに追い払ってくれて助かった。
巨大なハヌマーン像。
モンキーフォレストとは実はPura Bukit Sariという寺院だった。ということでモンキーテンプルとも呼ばれいる。
日本の神社の参道のように一直線に伸びた道の突き当たりが寺院。人影もほとんどなく静まり返って、深閑とした感じ。
突き当たりまで行くと寺院がある。
ここまで来るとようやくお猿さんが現れてくる。
お猿さんには物を取られないように気をつけないといけない。ここのお猿さんはすぐに肩に乗っかってきて、この写真の女の子は肩に乗られてオシッコをされてキャーキャーと楽しそうだった。
綺麗な衣裳を纏った男女が撮影をしていたのでスタッフに聞いてみたら、結婚の前撮りということだった。撮影している脇で、自分のカメラで撮っていいか聞いたら、いいですよと言ってくれたので撮らせてもらった。後から来た他の観光客も一斉にカメラを取り出して構えると、こちらの方に視線を向けポーズを決めてくれた。大勢の観光客からおめでとうと言われてお二人も嬉しそうだった。しかし衣装もさりながら、なんと美しいお二人。
お猿さんよりもこのお二人のことが想い出に残った。