プトゥラガン（火葬棺）に遺体が安置され、お供えと最期のお別れが済むと、いよいよ火が放たれ火葬が始まった。バリには何度か来ているが、目の前でバリヒンドゥーの火葬を見るのは初めてで興奮した。正午を少し回った頃なので照りつける太陽の熱と炎の熱気…

広場に横一列に配置されたプトゥラガン（火葬棺）のまわりに遺族が集まり遺体が安置されたあと副葬品が収められ、女性たちの手でお供えの品が添えられ、火葬前の最後のお別れとなるのは日本のお葬式の場合と同じだ。準備が整ったところからプトゥラガンに火…

プトゥラガン（火葬棺）と遺体を運ぶ塔型の輿（これはバリ・ヒンドゥーのカーストによってバデやワデと呼び名が異なる）が続々と広場に入っていく。 広場には4本の柱に天井のついた火葬台がいくつも設営されていて、そこに男たちに担がれてきたプトゥラガン…

もう終わりかと思ったら、また次のグループがやってくる。偶然だがこんな見応えのあるバリの行事に出くわして本当にラッキーだった。 いかにも観光の外国人のような人はおらず、Tシャツ短パンの場違いのような私たちなので遠慮がちに沿道から見物というか、…

プトゥラガン（火葬棺）を担ぐ男性たちはお揃いのＴシャツ 遺体を運ぶバデ。バデは途中激しく揺らす場面があり、お坊さんが振り落とされないか見ているこちらが心配になるほどだった・・・もちろん落ちる訳なく。 youtu.be

カント・ランポの滝へ行った帰り道、村中の道路を曲がった途端、大勢の人であふれかえり、バイクでは前にすすめなくなってしまった。いったい何事かと思ったら、ガムランの音と共に大勢の人が行進してきた。 偶然バリ・ヒンドゥーの火葬儀礼に出くわしたよう…

キンタマーニコーヒーでお茶をして、スバトゥの沐浴場を見学した後ウブドへ戻る途中にKeidai bubuh というワルンに立ち寄った。 テガララン方面から南下しJl.Tirta Tawarへ入ってウブド方面へバイクを走らせると、しばらくしてヴィラが点在するライスフィー…

KINTAMANI COFFEEでコーヒーと風景を楽しんだあと、再び来た道を戻って次の目的地のスバトゥの沐浴場へ。キンタマーニからウブドへ戻る途中、テガラランの手前になる。 この近辺のTirta EmpulやGunung Kawi Sebatuには訪れているので、今回はローカルな沐浴…

Sekaan村を過ぎると両側は野菜畑やみかん農園が続く。登り勾配が急になって頂上近くに至ると景色がパッと広がる。 バトゥール湖に近づいてきた上り坂の手前、景色が開け遠くアグン山が見えた。周りはミカン園でここから急坂を行くとすぐにバトゥール湖を望む…

Jl.Tirta Tawarを北上し道なりにいくとJl.Raya Tegallalangに合流する。キンタマーニ高原を目指してテガラランのライステラスを横目に更に北上していく。いつの間にか道路の名前がJl.Raya Pujung Kajaに変わる。上り坂の道をどんどん上っていく。 テガララン…

ウブドからキンタマーニ高原へ向かおうと、Jl.Tirta Tawarを北上していく途中に美しいライスフィールドの風景に出合い思わずバイクを停めた。 田んぼの風景は日本でも見ることができるが、椰子の木がいかにも南国の熱帯地方にいることを感じさせてくれる。ま…

４番目の演目はTARI MEMENUN（The Weaving Dance） 最初に女性１人が登場し、そのあと２人が加わり３人で演じられた。 パンフレットの解説によると、バリ女性の機織りの様子を題材にした舞踊のようだ。 カラフルな南国を感じさせる衣装。 つづいて５番目の演…

Makusara Murti という演目。他の定期公演でよくあるラッサム王の物語をモチーフとしたレゴンラッサムと異なり、初めて観るタイプのレゴンダンスだった。 このあたりは、ランケサリ姫がラッサム王の誘いを断るシーンによく似ている。 www.youtube.com パンフ…

TARI PENDET 定期公演の最初に歓迎の舞として披露されるTARI PENDET（Pendet Dance）。 寺院へのお供えを手に登場し、最後はお盆の花をきれいに散らします。 Baris Tunggal 戦士の舞 Baris Tunggal（戦士の舞）はバリで最古の奉納舞踊とのこと。 バリスのダ…

現在ウブドでは３つの女性ガムラングループによるバリ舞踊定期公演があり、そのうちの１つ、毎週金曜日の夜にウブドクロッド集会所で開催されているキドゥリン・スワリの公演を観に行った。女性グループを観るのは今回が初めて。 パンフレットの説明によると…

バリの市場やワルンの店先でよく見かけるバナナの葉にに包んだおにぎりぐらいの大きさのもの・・・ナシジンゴ... Jl.Sukma Keruma とJl.Peliatan１の角、Pura Batur Sari の向かいの建物の軒先で夕方6時頃机の上にナシジンゴを並べて売っているおばさんを発…

手前のシャッターが閉まってるのが今回紹介するワルン。ここのナシチャンプルをブンクスした翌日、人通りのほとんどない早朝の寂しい時間帯だからか、うらぶれた感じに見える。 場所はJl.Sukma KesumaとJl.Cok Gede Raiの間を東西に走るJl.PeliatanⅠにある。…

Barong Dance Featuring the story of Lubdaka いよいよ最後の演目はバロンダンス。レゴンと並びバリのメジャーな芸能だ。このグループのバロンダンスはルブダカ物語を交えているのが特徴。 スローテンポなガムランの演奏に合わせてゆっくりとした動きでバロ…

バリ舞踊と言えばレゴンというぐらいの演目、レゴンもいろんな種類があるようだがウブドの定期公演ではLegong Lasemという演目が定番のようだ。 題材をジャワの歴史物語マラットから取った、有名なラッサム王とランケサリ王女の悲恋の物語。 プリアタンでガ…

Kakang-kakang（歓迎の舞）の次の演目はBaris（Warrior Dance）＝戦士の踊り。 寺院の奉納舞踊のひとつで、大勢の男子が神の前で戦士の雄姿を披露する。バリスにも様々な種類があるらしいが、ウブドの定期公演で演じられるのはバリ トゥンガル（Tari Baris T…

バリ島のウブドといえばバリ舞踊とガムラン音楽という伝統芸能のライブ公演が毎夜あちらこちらで観れることで有名。 ハノマン通りとデウィシタ通りの交差点近くのPura Kloncingでは毎週木曜日の夜、Semara Pegulingan MANDALA GIRIというグループの公演「Leg…

体内時計というものはなかなか頑固なようで、旅行中でも日本にいる時と同じ時間に目が覚めてしまう。日本時間の5時半頃・・・バリは日本より１時間遅れなのでまだ4時半頃、外はまだ真っ暗。ようやく空が白み始めるころぶらぶらとプリアタン市場の方へ歩いて…

ウブド観光の定番スポット、ウブド市場。野菜などその日の食料を買いにくるバリの奥様たちは早朝にやってくる。10時を過ぎると生鮮食料品売場は閉店し、観光客向けのお土産物ショッピングセンターと化する。 空いた場所に適当に停めていると、係員の兄ちゃん…

ティブマナの滝がそれなりに楽しめたので、翌日別の滝にも行ってみようということになり、ネットで調べてティブマナの滝に近いカントランポの滝に行くことになった。 前日と同様、プリアタンからゴアガジャの前を通ってギャニアール方面へバイクを走らせる。…

日本人旅行者にも有名なワルンPak Sedanに初めて訪れた。 場所はウブドの南、プンゴセカン。モンキーフォレスト通りとCocoスーパーの三叉路からJl.Raya Pengosekanを南へ、ARMA美術館の前を過ぎてしばらく行くと左手にプルタミナのＧＳがあり、その交差点を…

ティブマナの滝の帰りは再び階段を上って戻らないといけない。屋根付きの休憩所でゆっくりしたあと戻ることに。 ティブマナの滝から戻る途中、道が左右に分かれる案内板のところまで来た。反対側は「TEMPAT MELUKAT」とあり沐浴場があるようなので降りて行っ…

最近バリ島の観光スポットとしてよく取り上げられてる滝めぐり。私自身はそんなに興味はないのだが、バイクツーリングを兼ねてウブドから近くて、行きやすそうで評判の良さげなティブマナの滝に行ってみることにした。 プリアタンからゴアガジャの前を通って…

真夜中の行進を見た数時間後の早朝、カシャカシャとシンバルを打ち鳴らすような音が聞こえてきたので外をみると、またまた行列の行進。真夜中に行進してたのと同じ人たちなのだろうか？このあと一行はモンキーフォレストの方へ行ったので、おそらく森の奥に…

モンキーフォレストからハノマン通りへ抜ける途中にあるホテルに宿泊して熟睡していた真夜中、夢の中か現実か？眠りの中でカシャカシャ金属音が微かに聞こえている。きっと夢を見ているのだろう。。。 しかし、次にジャンジャカジャンジャカけたたましい金属…

満月と新月の夜のみARMA美術館のARMAオープンステージで開催されるケチャ・ダンスを観にいった。今回の滞在中、たまたま新月の夜にあたり、以前から一度観てみたいと思っていたのでラッキーだった。 会場のARMAオープンステージは、ウブドの南、プンゴセカン…