５年ぶり、DIANで夕食 @Jl.Monkey Forest, Ubud

ウブドでのほとんどのバリ舞踊公演は19時30分開演し、だいたい21時ごろに終わる。そのため夕食は少し早めに済ませるか、舞踊観賞のあとの遅めの食事となる。

日曜日、ウブド・クロッド集会所でポンドック・ペカックのレゴンダンスを見た後、モンキーフォレスト通りを南に下ったところにある「ＤＩＡＮ」で遅めの食事をした。実はＤＩＡＮに訪問するのを楽しみにしていたので予定の行動だった。５年前のウブド訪問、宿泊先のカジャネに到着した初日、夕食のためレストラン探しにぶらぶらしてこの店の前でメニューを見ていて、お店のおばさんに誘われるままにこの店に入って、なんとなく家族みんな気に入った（というかFreeWiFiが使えたので我家の娘たちがこの店に行きたがったというのもあり）ので、滞在中何度か通ったのだった。

５年ぶりのDIANは場所も店内の様子も変わりなかったが、前回訪問時に顔なじみになったおばさんとウェイトレスの女の子の姿はなく、少し残念なだった。まあ、いたとしてもアチラは憶えているはずもないだろうが・・・。

私のオーダーは「チキンコルドンブルー」。サクサクとした揚がり具合で美味。

奥さんは「チャプチャイ」をオーダー。少し分けてもらったが、熱々でとても美味しかった。ボリューム満点、具の量もとても多く、２人でシェアしても十分なぐらい。そしてビンタンビールですね！

料理はせいぜいRp.30,000～40,000-ぐらいだったと思うが、このお店の雰囲気、美味しいこと、そして値段、どれも満足。５年ぶりに来て良かった。

大満足のうちにホテルへ戻ることに。さすがに22時を過ぎると人通りも少なくなってきている。ホテルへは帰り道は、さらに通りを南下して、モンキーフォレストの前を通過してCoCoスーパーの前を通って帰るルートが近道と思いそちらに向かって歩いていったが、人通りがさらに少なく、というか歩いてる人ほとんどいないし、森がある方面はお店もなく、真っ暗！　さすがに躊躇して引き返すことにした。来た道を戻り、サッカーグランドの前を通ってデウィシタ通りへ、さらにハノマン通りを右折、お店もすべて閉まって明かりもなく相当真っ暗。昼間は観光客達で賑わっていたこの通りも、歩いている人もほとんどなく、時たまバイクかクルマが通るぐらい。しかも歩道工事中で歩きにくい。ミニライトを日本から持って来てて良かった。　

ハノマン通りからスグリワ通りに入ると、もうお店などなく民家とゲストハウスなので人通り完全になし。しかも３匹の犬が私たちの前後をいっしょに歩いている。噛まれはしないだろうけど（無理やり自分に言いきかせて）、かなりビビる。３匹ともからだつきや色が違うので親子でもなさそうだ。昼間は人が多くて気にならないだけなのか、夜になるとやたら犬とよく出会うような気がする。放し飼いの犬なのか野良犬なのかよくわからない。この３匹も飼い犬なのか、それとも帰る家が無い野良犬仲間が夜につるんでウロウロしているのだろうか？なんて思いつつ、なるべく犬たちと距離をとるようにして歩く。ウブドでは犬を飼っている家も多いみたいで、民家の番犬と吠えあったりすると、興奮してこちらに襲いかかってこないかとびくびく。途中でどこかへ消えてくれたらいいのにと思えど、なぜか私たちと同じ方向へ歩いていく。ビビリながらもやっとのことでホテルが見えたときはホッとした。早歩きしたのでホテルに到着したら汗びっしょり。無事に帰ってこれてよかった。

ウブドの夜に、人に怖いというような治安の悪さを感じたことはないが、犬にはドキドキしてしまう・・・多分今の日本で放し飼いの犬に出会うことがなく、慣れてないからだろう・・・私が子供の頃は、日本でも野良犬は結構いたものだが、小学生の高学年になったころからすっかり野良犬も見かけなくなった。ウブドの夜の犬とのドキドキ散歩・・・それはそれで非日常的な旅の体験として楽しいわけでもある。