火葬儀礼 Upacara Pitra Yadnya@Penestanan Kaja① Sep.2019
プネスタナン村の合同火葬を翌日に控えた9月9日の午前、ゲストハウスの部屋でのんびりしているとガムラン楽器の金属音がジャンジャカ聞こえきたので急いで外の通りに出てみた。
頭の上にお供え物を載せた女性を先頭に、大勢の人が行進してきた。チャンプアン方面へ下って行く途中に川があり、橋の脇から降りていった川のほとりに祭壇があったので、そこで何か儀式があったのかもしれない・・・。
ガムラン隊、近隣の人々が後に続いてやってきて、一団はそのまま真っ直ぐ火葬会場の寺院の方へ向かっていった。
集会所の1階に安置されているプトゥラガン(火葬棺)。牙をむき出した一見怖そうに見えるが、見慣れるとかわいいようにも思えてくる。金ピカの飾り付けがとても綺麗だ。
一回り大きいプトゥラガン、赤いのや黒いの、大小ある。
火葬当日、この竹を組み合わせた土台にプトゥラガンを載せ、男達がお神輿のように担ぎ上げて火葬会場まで行進します。
黒いプトゥラガンは牛かな? 牛のプトゥラガンはルンブーと呼ばれ、昨年ギャニャールでの合同火葬では白い牛のルンブーを見た。 牛や獅子、魚などプトゥラガンはバリヒンドゥー教のカーストにより決まりがあるとのこと。
いよいよ明日は5年に一度の合同火葬の日、ゲストハウスの主人や奥さんは「Big Day」と言っていた。